2016.09.08

ウチの子だけなぜできない!?「世界に一つだけの花」と「阿弥陀経」が教えてくれた事

なんでウチの子は一つのおもちゃで集中して遊んでくれない!?
なんでウチの子はご飯の時に、必ずスプーンを落とす!?

 
なんでウチの子は、なんでウチの子は、、、、。

こんな育児の悩み、つぶやいた事ありませんか?

そのお気持ち、深く共感します

外にご飯を食べに行った時や、
歳の近い子供達で遊びに行った時、
なんでウチの子は!?他の子はみんな大人しくしてるのにーー」って
心の中で叫んだ事、僕も多々あります(笑

でも、一つ気づいた事があります。
 
それは保育士さんからのアドバイスからでもなく
意外にもSMAPの代表曲「世界に一つだけの花」がきっかけでした。

世界に一つだけの花と阿弥陀経

この「世界に一つだけの花」という曲、
「仏説阿弥陀経」というお経が元になっていると知っていましたか?

世界に一つだけの花
「世界に一つだけの花 一人一人違う種を持つ その花を咲かせることだけに 一生懸命になればいい」

この部分。
これが、仏説阿弥陀経では

「池中蓮華 大如車輪 青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光」
((極楽浄土の)池には大輪の蓮の花が咲いている。青い花は青い光を、黄色い花は黄色い光を、赤い花は赤い光を、白い花は白い光を、それぞれに(気高く)放っている)

となります。

花の色はその人が持つ個性です。

本当は青い光を放ちたいのに、黄色い光を光らせようしなければならなかったり、
赤い光をもって産まれてきたのに、赤い光の魅力に気づけず白い光を放とうとしたり、
この世を生きていく上で、実にさまざまあると思います。

子供だってそうです。

かけっこが好きな子、絵を描くのが好きな子、食べ物よりもおもちゃが好きな子、
そんなそれぞれの個性を
ある意味自制心なく全面にだせるのが子供の時なんでしょう。

子供の成長を願いながらも、
自分のモノサシを基に子供の成長を測っていた自分に気づきました。

個性を認め、行動の理由を見る

なんで、言う事を聞いてくれないのか?

もちろん、叱って教えないといけないことも多々あります。
躾は大事です。

ただ、親である自分の思う通りになって欲しいから
言う事を聞かせるのとは違います。

「なんで、一つのおもちゃで集中してくれない!?」って思っていたけど、
外遊びで滑り台なんて滑らせたらエンドレスに1〜2時間ぐらいすべってる事に気づいたり

「なんでウチの子はご飯の時に、必ずスプーンを落とす!?」って思っていたけど、
テーブルに子供一人で食べさせておいて別の用事している自分の気をひかせようとしてただけって事に気づいたり

ただ単に、自分だけのモノサシを持ち、視野がせまい自分の存在があったって事だったんです。

「世界に一つだけの花 一人一人違う種を持つ その花を咲かせることだけに 一生懸命になればいい」

正解なんてものはないのに正解ってものを追い求めてるような育児ですが、
その子の持つ花を見てあげれるのは
親として大切な務めなんだと感じます。

  • この記事をシェア