2016.09.06
2400万回も再生された、たった5分の動画。そこから仏教の「自利利他」を感じる

ここに世界で絶賛されたある動画があります。
2011年にアップされた動画ですが、
今でも多くの人の共感を生み続けており、
再生回数は、すでに2400万回を超えています。
まだまーーだ多くの人に届いていく動画だと思います!!
すでに見た事のある方もおられるかと思いますが、
まずは一度ご覧ください。
思いやりとは慈悲のこころ
いかがでしたでしょうか?
僕はこれをはじめてみたときに、
とても暖かい気持ちになりました。
思いやりの大切さだとか、
人を思いやる気持ちの素晴らしさ、
また、思いやりの連鎖が広かっていくという事を感じました。
この「思いやり」という言葉は、仏教では、「慈悲」と言います。
この動画には、ほんの些細な慈悲のこころがリレーのようにつながっていってるのが
わかります。
人のために何かしてあげれたら嬉しいし、
人に助けてもらっても嬉しい。
そんな当たり前すぎる事、
日常生活で忘れかけている自分がいたから、
この動画が胸にささったのだと思います。
ブーメランを期待しない事
この動画を見て、頭に浮かぶ仏教の教えが
「自利利他」
です。
漢字を見てもらうと
「自分の利益」と「他者の利益」という言葉が含まれています。
これは決して、
「他の人にいいことをすると自分にかえってくるよー。」
というのとは違います。
いや、本当にまったく違う。
これ、勘違いしてしてる人は
「せっかくいい事したのに、、、」
「◯◯してやったのに!」
って言葉がでてきます。
自利利他とは、
相手のためになにかしてあげられること、そのこと自体が自分の幸せであるということ
です。
この動画で、最初にスケボーの少年を助けてあげたライフベストを着たおじさんに、
巡り巡って、水が届きました。
これは、おじさんは決して少年に対して、見返りを求めてませんでした。
ましてや、その1つの「思いやり」からいろんな人へ「思いやり」のこころが広がり、
自分に水が届いたという連鎖の事も知りません。
シンプルに、人の思いやり・温かさを実感したんだと思います。
最初にスケボーの少年を助けてあげた事、
それだけでおじさんは幸せだったんでしょう。
多くの人が見返りを求める事なく、
ともに思いやることを心がけていれば、
笑顔が循環する世の中になるような気がします。
できる事からコツコツですね
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